どの職業にも、その世界の人にしかわからない特有の習慣や共通認識があります。ここではシステムエンジニアの間でよく交わされる、思わず「あるある」と頷いてしまうような日常の一コマをご紹介しましょう。
まず一つ目に挙げられるのが、原因不明のエラーが再起動で直る現象です。何時間も頭を悩ませ、あらゆる可能性を試しても解決しなかった不具合が、パソコンやサーバーを再起動しただけで何事もなかったかのように直ることがあります。解決した安堵感と、「あの時間は何だったんだ」という少し複雑な気持ちが入り混じる瞬間です。
また、身近な人のITサポート係になりがちなこともあるあるでしょう。システムエンジニアだと知られると、家族や友人から「パソコンの動きが遅いんだけど」「Wi-Fiが繋がらない」といった相談が舞い込みます。自分の専門分野とは全く違う内容でも、なぜか魔法のように解決できると思われている節があるのです。
ちょっとした修正が全然ちょっとじゃないことも一つと言えます。顧客から「ここの文字を少し変えるだけだから」と軽く依頼された修正が、実はシステムの深い部分に影響する大掛かりな変更だったというのは日常茶飯事です。笑顔で「確認します」と答えつつ、内心で冷や汗をかくシステムエンジニアは少なくないでしょう。
こうした苦労も含めて、共感できるあるあるはたくさんあります。大変なことも笑い話に変えながら、今日も日本のITシステムは支えられているのです。